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下肢静脈瘤のコーナーです

下肢静脈瘤とは?
下肢静脈瘤は中年以降の女性によく見られ、50才以上の人では60%以上に存在する、と言われるくらい頻度が高い病気です。
 静脈瘤ができやすい条件として、1. 女性 2. 遺伝因子(親や姉妹にも静脈瘤がある) 3. 妊娠・分娩(子供が二人以上いる) 4. 立ち仕事(美容師、看護師、調理師、店員など)などが挙げられます。
 全く症状のない人もいますが、足がむくむ、だるい、重い、などの症状がよくみられます。また足の筋肉がつる、いわゆる「こむら返り」も夜中や明け方におこりやすくなります。さらに重症化すると治りにくい湿疹や皮膚潰瘍も出現し、「皮膚科にかかっているのに良くならない」と相談に来られる方も少なくありません。

 静脈瘤を治す薬はありません。根本治療としては手術が最も効果的で確実です。弾性ストッキングは静脈瘤の進行を遅らせる効果や手術後の再発防止効果はありますが、静脈瘤が消えてなくなることはありません。
 手術方法として現在広く行われているのは、レーザー治療、静脈を引く抜く手術(ストリッピング)や静脈を糸でしばる治療(結紮術)と静脈瘤に薬を注入してつぶす治療(硬化療法)を併用する治療などです。
 提示した写真は、60歳代女性の手術治療の前後を比較したものです。右の写真は術後1ヶ月ほどのため縫合の跡が目立ちますが、半年後にはほとんど消失してきれいになります。

 当院では下肢静脈瘤の診察・検査を行っております。下肢のむくみ、だるさ、夜間のこむら返りなどでお悩みの方は一度ご相談下さい。